症例詳細

誤食

種 類
年 齢 1歳
診療科目 内科  外科 
症 状 トリミング中から嘔吐があり、自宅に帰っても吐いているとの事でした。
症例の概要

嘔吐症状で入院していた症例です。おもちゃの誤食が原因でした。

検査結果

血液検査ではCRPオーバー以外の異常値はありませんでした。画像検査では上部消化管の蠕動がかなり弱く、内容物の停滞が確認されましたが、明らかな異物像や閉塞像は確認できませんでした。

入院管理で点滴を流していく事になり、入院中は嘔吐もなく少しずつ蠕動運動が戻ってきました。しかし、一般状態の食欲元気がなかなか戻ってきませんでした。

原因としてはオーナー様の主訴の中に、3日前にカップラーメンの中身(乾燥綿と揚)をいつの間にか間食していたとのお話があったため、重度の胃腸炎を強く疑いました。しかし、誤食をしていることから他にも何か食べているかもしれない。と考えました。

他の異物を除外するため、CTを撮りましたが、閉塞像は確認できませんでした。

点滴、抗生剤、少量のご飯を開始し、反応を見ていましたが、便の中に大きな異物を発見しました。この排便後から明らかに元気食用が戻ってきて無事退院になりました。

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この異物をオーナー様にお見せすると、「あっっっ、これ、おもちゃの‼‼‼‼‼」と心当たりのある様子でした。若くて好奇心旺盛な子ほど、誤食には目を光らせなければなりません。本症例は便と一緒に出てきたので幸いですが、閉塞すれば全身麻酔で開腹手術、腸切開、腸切除が必要な状態になってしまう恐れがあります。

誤食はオーナー様の注意する目があれば防ぐことができます。心を鬼にして、目を光らせることで愛犬の命や、しなくてもいいはずの手術から守ってあげることができます。

獣医師 高野千秋

淀川中央動物病院

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