症例詳細

脊髄炎

種 類 チワワ
年 齢 5歳
診療科目 内科 
症 状 同居犬とケンカしていたところ、バランスを崩して転倒した。その直後から後肢起立不能、排尿排便困難となった。

検査結果

身体検査:後肢完全麻痺 心雑音あり(ステージB2)  

神経学的検査:固有感覚0 踏み直り反応0 飛び直り反応0 浅部痛覚0 深部痛覚1(0:消失 1:低下 2:正常)

脊髄反射:皮筋反射L4付近で消失 会陰反射2 膝蓋腱反射2 屈曲筋反射2 (0:消失 1:低下 2:正常 3:亢進)

治療方法

症状から、椎間板ヘルニアが疑われました。鑑別疾患として脊髄炎や椎体損傷などがあげられました。まずCTおよびMRI検査にて診断をつけなければなりません。結果によって治療法が大きく異なってきます。

造影CT検査・MRI検査により、椎間板の逸脱による圧迫病変はなく、T13-L1に脊髄浮腫およびそれによる脊髄圧迫が認められました。これにより本症例は椎間板ヘルニアではないことが分かりました。すなわち手術は不適応となります。治療としてはステロイドによる浮腫の軽減と安静、リハビリです。

術後の経過

診断当日よりステロイドによる治療を開始しました。数日後、屈伸運動などのリハビリも開始しました。

現在、治療開始から1週間弱が経過し徐々に力が入るようになってきました。現在、元通り歩けるようになることを目標に上記治療を続けているところです。

後肢麻痺となると椎間板ヘルニアを疑うことが多いかもしれませんが、本症例のような浮腫・炎症が原因であったり、感染や腫瘍などが見つかる場合もあります。CT/MRIでしっかりと診断し、適切な治療を行うことが大切です。

淀川中央動物病院

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