胃内異物
種 類 | 柴犬 |
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年 齢 | 11歳3か月 |
診療科目 | 外科 |
症 状 | 昨夜3時から2回の嘔吐が主訴で来院されました。 |
- 症例の概要
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胃内切開し、異物除去しました。
検査結果
画像検査では胃内に異物が確認されました。、レントゲンでは骨の形がはっきり見えていました。オーナー様に再度確認すると、1週間前に水炊きをしたとのことです。
鋭利な状態で胃内にある可能性が高いため、催吐処置は行わず、麻酔下で摘出することになりました。
内視鏡では胃内は一部荒れている部分があり、大きさもかなり大きいことから、胃切開行うことになりました。
治療方法
麻酔下にて内視鏡を行い、摘出できるか試みましたが物が大きく摘出できませんでした。胃切開を行いことになりました。
胃切開にて5cm以上もある骨が出てきました。
術後の経過
術後は、消化器症状もなく安定しています。
今後は誤食に注意してもらいように説明しました。
獣医師 高野千秋