猫の骨盤骨折
種 類 | mix |
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年 齢 | 3歳 |
診療科目 | 外科 |
症 状 | 交通事故にあったかもしれない。後ろ足に力が入らず立てない |
検査結果
レントゲン検査にて骨盤骨折(腸骨体3分割)が認められた。
骨盤腔は骨折した骨盤の変位により狭小化(狭くなっていること)している
股関節は脱臼などの異常は認められなかった
治療方法
骨盤構造(箱型)の破綻 骨盤腔の狭小化により排便困難となることが予想された
また後肢反射の減弱より大腿神経の損傷の可能性も疑われた。
現在の疼痛症状、将来的発生する問題、神経損傷の可能性があることから外科適応
プレート固定とワイヤー固定を併用し粉砕した骨盤の整復術を行った