症例詳細

猫の骨盤骨折

種 類 スコティッシュフォールド
年 齢 1歳
診療科目 外科 
症 状 他院にて左腸骨、恥骨骨折との診断を受け、当院に来院されました。
症例の概要

高い所から降りてから歩行がおかしい。との主訴。
骨盤骨折の症例です。

検査結果

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レントゲン検査に加え、CT検査も行いました。すると、腸骨、恥骨、さらに坐骨に骨折が確認出来ました。完全な骨折ではなく、亀裂で留まっている状態と思われます。

寛骨(腸骨 恥骨 坐骨)は頭背側で左右の仙骨とし寛骨が関節し仙腸関節を形成します。ほぼ可動しない関節です。腹背側では恥骨結合と坐骨結合の骨盤結合によって、左右が融合し、全体的に箱状構造をしています。骨盤骨折ではこの構造が2か所以上破綻し、骨折や仙腸関節脱臼が生じる事が多くあります。

本症例では、仙腸関節脱臼はなく、腸骨恥骨坐骨の骨折を確認しました。

腸骨の骨折は骨盤腔の狭窄を起こし排便障害や神経幹を損傷することがあります。骨折部位の変位が起こる前に手術が必要と判断し手術を行いました。

治療方法

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術後は、しばらく入院していましたが、経過良好と判断し退院しました。

自宅ではしっかり排尿排便できているようです。

これからもしっかり経過観察していきます。

 

獣医師 高野千秋

淀川中央動物病院

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