症例詳細

猫の血尿

種 類 Mix
年 齢 6歳
診療科目 内科 
症 状 血尿

検査結果

はじめまして、4月からこちらの病院でお世話になっております獣医師の福井と申します。

まだまだ未熟ですがオーナー様に信頼されるような獣医師を目指して日々精進してまいりますのでよろしくお願いいたします。

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血尿を主訴として6歳の去勢済み猫さんが来院されました。

尿検査:赤血球4+ 白血球3+ 蛋白+

画像検査:エコーにて結石みとめられず

 

治療方法

今回の症例では細菌性膀胱炎を疑い、抗生剤を一週間お出ししました。

一週間後再診予定となっております。

 

そもそも尿が赤い理由として血液が尿に混じっている(血尿)、またはミオグロビンが尿にまじっている(血色素尿)ことの2

パターンがあげられます。

これは尿検査における潜血反応を見れば判断することができます。

また血尿には溶血性、非溶血性があり、今回の症例では画像でみられる通り遠心分離を行って赤血球が沈殿することから、非溶血性と判断しました。

非溶血性の血尿の場合、出血性部位が重要になります。腎、尿管、膀胱、前立腺、尿道などが主な出血部位としてあげられます。

どこからの出血か判断する手がかりとして症状が関わってきます。

排尿回数、排尿量、排尿時間の長さがポイントになります。

膀胱炎の最も多い症状は排尿回数が増える頻尿です。今回の症例ではが明らかな排尿回数の増加は認められませんでしたが、

トイレにこもる時間が長くなったことから、初期の膀胱炎をまずは疑いました。

今度はその鑑別へと進んでいきます。

膀胱炎は大きく分けると細菌性膀胱炎、結石による膀胱炎、腫瘍、また稀ではありますが医原性のものや寄生虫性のものがあります。

どれにもあてはまらないものもあり、これは特発性膀胱炎として知られている疾患になります。

今回の症例では画像検査で腫瘍や結石が見受けられなかったこと、顕微鏡所見にて結晶はなく、細菌が多数見られたことから細菌性膀胱炎の可能性が高いと判断しました。

 

 

 

淀川中央動物病院

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