症例詳細

犬の耳血腫

診療科目 外科  皮膚科 
症例の概要

耳血腫とは耳の軟骨板内に血液が貯留した状態をいう。耳介は、皮膚と耳介軟骨により構成され、耳介軟骨には多数の洞がり、無数の血管が耳介の内外測を貫通している。これは犬にも猫にも認められる。また、耳介の擦過あるいは振動のような

症例について

耳血腫とは耳の軟骨板内に血液が貯留した状態をいう。耳介は、皮膚と耳介軟骨により構成され、耳介軟骨には多数の洞がり、無数の血管が耳介の内外測を貫通している。これは犬にも猫にも認められる。また、耳介の擦過あるいは振動のような傷害により、軟骨が骨折して出血が起こり、血液が軟骨骨盤内に貯留して血腫が形成される。

原因については諸説あるが、最も一般的なものと考えられているのが、外耳炎などにともなう疼痛や掻痒のために、頭を強く振ったり掻いたりすることによって発症するというものである。

外耳炎の原因ともなるアレルギーは基礎疾患として重要であり、他に、免疫性要因が軟骨のびらんを起こす可能性も指摘されている。

また、副腎皮質機能亢進症のような、毛細血管を脆弱を増加させる疾患や、血液の凝固異常を起こす疾患も発生要因として考えられている。

治療は、できるだけ早期に適切に内容を除去し、線維化と収縮により二次的に起こる耳介の変形を防ぐこと、そして、再発の防止である。

今回の症例については、最も簡便な方法を用いた。内容を注射針で吸引し、内容除去後にステロイドを注入した。

年齢的にも、持病的にも麻酔リスクの高い子であるため、麻酔はNGのオーナー様。この治療が奏功し、再発もたまにはしてはいるが、本人も耳を気にせず、良好な状態を保っている。

また、麻酔をかけられる子では、もちろん外科手術も行っております。

種類、年齢、その子の持つ持病等、考慮した上で、最善の治療法をご提案します。

とにかく慢性化させてしまってからでは、なかなか治療も奏功せず…といったこともありますので、異常に気付いた際は、様子を見ずに来院していただくことをお勧めいたします。

淀川中央動物病院

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