症例詳細

橈尺骨骨折癒合不全

種 類 トイプードル
年 齢 2歳
診療科目 外科 
症 状 3ヶ月前に前足を骨折、他院にて橈尺骨骨折整復術をプレート法にて実施したが癒合不全が発生しセカンドオピニオンとして当院を受診。来院時には外固定により感染を起こしており、まずは感染のコントロールと基礎疾患の有無の確認をしました。幸い明らかな基礎疾患は認められず(門脈シャントのチェックなど)、骨折発生部位が整復の難しい場所であったこと、本犬の治癒力(乏しい血流)が低い事による癒合不全の発生と判断。
症例の概要

橈尺骨骨折の癒合不全は怖いですね ケンタッキー・フライド・チキンよりも細く、しかも身体能力が高いトイプードルさんは要注意です

検査結果

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レントゲンにて明らかな骨折端の骨吸収像がみとめられ、健常側の橈骨が5mmであったことに対し、患肢は3mmと細く廃用が進んでいる状態でした。

 

治療方法

外固定による皮膚の感染が進んでいたことからまずは外固定を外し感染のコントロールから実施。

治療プランとして以下の点に気を付けました

①骨密度が低下し骨粗鬆症状態なので創外固定は行わずロッキングプレートを選択

②海面骨移植を行う

③超音波装置にて骨芽細胞を活性化させ癒合の促進を図る

 

骨折面が骨吸収や癒合により合わないため、骨切り術も併用しました。

術後の経過

手術直後は毎日超音波治療を行い骨癒合の促進を図りました。

幸い経過も良好で、術部の抜糸も行い、今では外固定もなく元気に走り回っています。

ジャンプとかしないでね願っています外固定(^^;

術後3ヶ月が経過したレントゲン写真です。

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獣医師 菅木

淀川中央動物病院

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