症例詳細

他院で神経鞘腫と診断され、断脚をした症例です。

種 類
年 齢 14
診療科目 内科  外科  腫瘍科 
症 状 左前肢に出来物ができ。今年5月頃検査すると「神経鞘腫」と確定診断。
出来物だけを切除する手術をしたが、抜糸の頃には既に再発。関西への引っ越しも重なり、来院が今になりました。

オーナ―様は再発のリスクもしっかり理解されており、しかし、このまま大きくなるのを見ていられない、QOLの低下を一番に気にされていらっしゃいました。
症例の概要

他院にて神経鞘腫と診断された症例です。

検査結果

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オーナ―様は再発のリスクもしっかり理解されており、しかし、このまま大きくなるのを見ていられない、QOLの低下を一番に気にされていらっしゃいました。

当時は腎数値の上昇もあり麻酔のリスクも高く、この先どうしたらいいのか、高いところに登るのが好きだっかのに登れなくなってきている。…何が最善なのかと悩まれていました。来院時は、腫瘤は破裂し、一部壊死し、臭いも出てきている状態でした。この状況では、QOLは著しく低下し一刻も早く何とかしなければならない状況でした。

 

神経鞘腫(末梢神経鞘腫)とは

末梢神経鞘を起源とする腫瘍でシュワン細胞が腫瘍化することからシュワン細胞腫とも呼ばれます。犬や猫では悪性であることが多いです。中~高齢で代表的な軟部組織肉腫です。全身どこでも発生しますが、主な発生部位は皮膚・皮下、脊髄神経根、神経叢(腕神経叢、腰仙部の神経叢)、脳神経です。

診断

多くは境界明瞭な腫瘤病変 切開生検  その他一般的な検査に加え、CT部位によってはMRIが必要になります。

治療

転移は少ないため局所制御を目的とした外科的切除が基本とあります。

 

 

治療方法

当院では、QOLの向上、手術後再発している事、その他検査結果より、オーナー様と相談し、断脚を決断しました。

手術の翌日には、バランスを崩しながらも3本脚で歩き始め、手術の4日後にはかなり上手に歩けるようになりました。5日目には退院し、自宅に帰ってすぐにテーブルにジャンプしたそうです。

「断脚」の決断は計り知れないものがあったと思います。しかし、本人の頑張りとオーナー様の本人を思う気持ちで、今はQOLも上がり、大好きだった高いところに登ったり出来ているようです。

 

★悩んでること、どうするのが一番良い事なのか、その子にあった最善の方法をしっかり時間をかけて相談させていただきます。

獣医師 高野千秋

淀川中央動物病院

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