ホームケア情報

子猫を拾ったら

最近子猫を拾われて当院来られる方が多くみられます(゜▽゜*)
今回は子猫を拾った時に行う事や猫の判別についてお伝えしようと思います♪

●はじめに
保護したばかりの猫は猫風邪を引いてたり、感染症にかかっている場合があります。なのでケージもしくは部屋に隔離し、先住猫との接触はさけて下さい。

 

●性別の確認
○雄はぺニスの周囲の被毛が無くぺニスと肛門の距離が長い
○雌は陰部周囲の被毛が無く陰部と肛門との距離が雄より短い

 

●子猫の推定年齢の判断の仕方
子猫の年齢を推測する事は発育状態が正常かどうかの判断の元となります。また離乳、ワクチン摂取、寄生虫を駆虫する時期の判断の為にも必要な情報です(*^^*)

○生後0~1週齢 
体重:90~200g 視覚:未発達 聴覚:未発達 歩行:自力では出来ない 排泄:自力では出来ない 歯:無し 食事:母乳
○生後1~2週齢
体重:150~250g 視覚:未発達 聴覚:未発達 歩行:前足で泳ぐ様に歩行 排泄:自力では出来ない 歯:無し 食事:母乳
○生後2~3週齢
体重:250~400g 視覚:未発達 聴覚:未発達 歩行:前足と後ろ足を使った歩行が出来る 排泄:自力では出来ない 歯:無し 食事:母乳
○生後3~4週齢
体重:350~550g 視覚:目が開き始める 聴覚:未発達 歩行:歩行出来るがふらつく 排泄:自力で出来るようになる 歯:乳歯(前歯と犬歯)が生え始め 食事:皿からミルクを飲み始める
○生後4~5週齢
体重:450~700g 視覚:周囲をしっかり判別出来る 聴覚:周囲の音を聞き取れる 歩行:問題なく歩ける 排泄:トイレの場所を覚え自分で排尿排便出来るようになる 歯:乳歯(奥歯)が生え始める 食事:離乳食
○2ヵ月齢
体重:900g~1kg 歯:乳歯が生えそろう

●子猫のケア
○保温 

段ボールなどにタオルを入れる。保温ヒーターや湯たんぽ、使い捨てカイロなどで猫を保温する

※低温火傷に注意してヒーター類と子猫の体が直接触れないようにします。子猫自身が体温調節しやすいように保温している所としていない所を作ってあげましょう(^^♪
○哺乳

ミルクは猫用のミルクを使用する。牛乳や他の動物の乳はさけるようにしましょう。一時的に代用したとしても軟便になったり下痢をしてしまう可能性があります。

なぜ牛乳などではいけないの?

→猫は肉食獣で牛は草食獣なので栄養バランスが違います。猫乳は牛乳や他の動物の乳より脂肪とタンパク質が多いです。猫用のミルクは粉や液体などがあり市販の製品を使用しても問題ありません。

授乳温度は人肌(35~38℃)に温めます。子猫に飲ませる前に自分の手に直接垂らし熱すぎない事を確認します。

哺乳をする時は子猫を腹這いにさせ、顔を少し上に向けて哺乳瓶の先やポンプをくわえさせます。

ちゃんと吸う事が出来れば「ゴクンゴクン」と飲み込む音が聞こえます。

○離乳

生後3~4週齢頃になると発育の早い子は浅いお皿からミルクを舐める事が出来るようになります。

いきなり1回に飲む量の全量を与えるのではなく、1週間ほどかけて皿から飲む量を徐々に増やしていきます。

生後4~5週齢から乳歯が生えてくるのでミルクに柔らかい缶詰などをまぜて食べる練習をさせましょう(^^)

生後5週齢を越えると乳歯が生え揃い始めるので缶詰やドライフードも少しまぜます。時間をかけて固形のフードへ変えていきます♪ちなみに離乳は通常6~9週齢です。

 

●子猫がかかりやすい病気

○呼吸器疾患:ウイルス(ヘルペスウイルスやカリシウイルス)やクラミジアによる感染症。結膜角膜炎の原因となり鼻炎、くしゃみ、鼻づまり、咳、肺炎などを引き起こします。

○消化器系疾患:寄生虫やウイルス感染による下痢(子猫の場合生後6週齢の時に検便や寄生虫駆除をお勧めしています)

○低血糖や低体温

○外部寄生虫:ノミや耳ダニなど体表に寄生して痒みや皮膚にトラブルをおこします。

○猫エイズウイルス感染症(FIV)、猫白血病ウイルス感染症(FelV):この2つの病気は発症すると100%の確率で死にいたる病気です。ウイルス感染から守るためには完全室内飼育が重要です。当院ではこれらの病気を調べる検査キットがあります。一般的には保護してから FIV:2ヶ月後 FeLV:1ヵ月後に検査をしますが年齢などにより検査の流れが異なる事があります。

保護したばかりの猫さんは1度健康チェックをしてもらいましょう♪

淀川中央動物病院

〒532-0002 大阪市淀川区東三国6-12-6
地下鉄御堂筋線「東三国駅」北口から徒歩10分

年中無休
午前診 9:30~12:30
午後診 16:30~19:00
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