症例詳細

鼻から膿 クシャミが止まらない

種 類 ミニチュアダックスフント
年 齢 15歳
診療科目 歯科  内科 
症 状 ずっとクシャミをしている。鼻から白いチーズのようなものが出るとの主訴で来院されました。
腎臓病を患っており、全身麻酔は怖いとのこと。
症例の概要

慢性的な膿を含んだ鼻汁とクシャミ症状を起こしているワンちゃんをご紹介します。

検査結果

身体検査にて上顎犬歯の前方と内側にポケットが認められました。

レントゲンでは鼻中隔の欠損や変形は認められず、犬歯領域の口と鼻の連続による慢性鼻炎が疑われました。

血液検査にて腎数値の上昇が確認され、確かに全身麻酔のリスクは他の健康犬より高いと判断されました。

当初は抗生剤で一時的な改善が認められたものの、やはり効果は限定的でした。

抗生剤を慢性的に投与することと麻酔をかけての負担を天秤にかけると、現在の症状から積極的な介入を行う

方が長い目で見ると負担は少ないと考えられました。

治療方法

やはり最大の注意点は全身麻酔。

出来るだけ腎臓への負担を減らした全身麻酔を実現させるため、前日の皮下点滴や当日朝からの静脈点滴により

水和を確保し、フェンタニル鎮痛剤の持続点滴による麻酔量の軽減を計画し実施しました。

麻酔は低用量でかなり安定し、腎臓への負担も最小限に抑え手術と鼻腔洗浄を完了することが出来ました。

手術後はクシャミや膿瘍の排出は無く、本人の健康状態も良好でした。

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高齢の動物たちは様々な疾患をもった状態で全身麻酔をかけなければならない場面によく遭遇します。

高齢だから、持病があるからとあきらめずに、ご不安な点はご遠慮なく診察時にご相談ください。

 

獣医師  菅木

淀川中央動物病院

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