症例詳細

鼠径ヘルニア

種 類 チワワ×ダックス
年 齢 13y
診療科目 外科 
症 状 食欲廃絶、頻回嘔吐、排便排尿困難、鼠径部が腫れているとの主訴で来院。
症例の概要

犬の鼠径ヘルニアはほとんどが無症状であり、小さなヘルニアでは気づかれないこともある。しかし膀胱や腸管が入り込み嵌頓した際には重篤化することがある。

検査結果

鼠径部に10×7cmの腫脹を認めた。

エコー検査にて鼠経ヘルニア内に腸管、膀胱およひ液体貯留が見られた。

血液検査にてCRPの上昇を認めた。

また腎数値が著しく上昇しており急性腎不全を起こしていた。

治療方法

夜間に緊急手術を実施した。

ヘルニア嚢内に膀胱、腸管、子宮、大網が入り込んでいた。

腸管の一部はヘルニア孔により閉塞し壊死していた。

壊死した腸管および大網を切除した。同時に避妊手術を実施し、卵巣子宮を摘出した。

膀胱、腸管を腹腔内に戻しヘルニア孔を閉鎖した。

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術後の経過

排尿障害から腎不全を起こしていたが静脈点滴により改善した。

腸管を切除しているため水、食事を少量から始め徐々に増やして経過を診た。

嘔吐もなく経過良好であったため術後6日で退院とした。

現在は食事も通常に戻り元気にしています。

症例について

犬の鼠径ヘルニアはほとんどが無症状であり、小さなヘルニアでは気づかれないこともある。しかし膀胱や腸管が入り込み嵌頓した際には重篤化することがある。普段から鼠径部の腫脹に気を付け、見つけた際は病院へ連れて来て下さい。特に拡大傾向にある時は注意が必要です。

獣医師 山田

淀川中央動物病院

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