症例詳細

犬の難治性角膜潰瘍

種 類 ミニチュア・ダックスフント
診療科目 眼科 
症 状 来院時は、7月中旬頃『眼がしょぼしょぼしている』と他院を受診し3種類の点眼処置を1ヵ月行っていましたが、改善が見られないとのことで当院に来院されました。
診察室内でも明らかな羞明と角膜の白濁が確認できました。
症例の概要

難治性角膜潰瘍に対し、外科的処置を行った症例について紹介します。

検査結果

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肉眼でも角膜の損傷ははっきりと確認でき、フルオル検査陽性、スリット検査でも角膜の損傷が確認できました。

治療方法

 

まずは、眼を擦らないようにネッカー着用すること。加えて、血清点眼を使用し角膜の再生を促しました。しかし角膜の再生は乏しく、外科的処置を行うことにしました。

➀「デブリード」…角膜の新生に邪魔になる、古い上皮を取り除きます。特に大切なのは損傷している上皮と、正常な上皮の辺縁部分を大きめに綺麗に取り除くことが重要です。

②「格子状切開」…新生された角膜がしっかりと定着させるために、細かい傷をつけていきます。ここでも重要なのは切開の終始点です。正常上皮から正常上皮まで切開していくことで、新生した角膜をしっかりと定着させることができます。

この2つを行い経過を見ていきました。この処置により80%の症例は10~14日で角膜は新生してくると言われています。本症例は角膜は再生するものの定着が弱く、瞬膜フラップを行うかオーナ様と眼科専門医とも相談し、点眼で頑張ってもらうことになりました。

今では、角膜の白濁は残るものの再生した角膜はしっかり定着しています。

淀川中央動物病院 高野

 

 

 

淀川中央動物病院

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