症例詳細

脾臓摘出

種 類
年 齢 14歳
診療科目 内科  外科  腫瘍科 
症 状 昨夜から食欲無い。呼吸が荒くハァハァしている。とのこと
症例の概要

脾臓摘出手術を行いました。

検査結果

血液検査では貧血あり、画像検査では少量の腹水と脾臓に大きなmassがありました。

夜間緊急手術となりました。

治療方法

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開腹すると血腹で、体網との癒着が強く、膵臓付近まで癒着がありました。脾摘を行い、体網の色が悪く、できる限り体網も切除していきました。腹腔洗浄し閉腹となりました。肝臓の色や明らかな異常は肉眼では確認できませんでした。

手術3日後も血液塗抹では再生像が強く確認できましたが、術後の貧血と一般状態の改善が乏しく、輸血することになりました。

摘出した脾臓は病理検査に出しました。

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術後の経過

病理検査結果は血管肉腫と診断されました。

血管肉腫は良性:悪性=50:50であり、血管肉腫の約51%を占めていたとの報告もあります。

血管肉腫は転移率が高く血行性に拡大するとされ、主な転移先は肝臓で体網や腸間膜に直接播種されることもあるとしています。

予後に関しては、外科手術のみで生存期間中央値は2ヶ月と報告されています。外科手術と化学療法との併用では生存期間が少し伸びると言われていますが、劇的に効果的な化学療法は報告されていません。

 

淀川中央動物病院 高野千秋

淀川中央動物病院

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