症例詳細

猫の破折した犬歯の抜歯

種 類
年 齢 6歳
診療科目 歯科 
症 状 食欲はあるが、食べにくそうにしている。
症例の概要

口や歯の疾患は、摂食に直接関係する重要な問題です。今回は露髄してしまった猫の犬歯を抜歯し、フラップを作成した症例です。

検査結果

なんらかの原因で犬歯が折れてしまった6才のネコちゃん。

いつごろ折れたものかは不明でしたが、歯の中にある歯髄が露出してしまっている状況でした。

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通常、歯髄が露出した状態(露髄)を放置すると、細菌が歯髄に侵入することにより、象牙質細胞や歯髄細胞が傷害され、歯髄炎から歯髄壊死、ひいては根尖周囲病巣から内歯瘻や外歯瘻に進行することも少なくありません。

歯髄疾患は強い疼痛を示しますが、慢性歯髄炎はあまり疼痛を示しません。

しかし慢性歯髄炎の急性化(壊疽性歯髄炎)や急性歯髄炎は疼痛の程度が最も強いと言われています。

 

治療方法

折れた犬歯は抜歯することになりました。

 

犬歯は根が深く歯槽骨と一体化しているため、歯肉を切開し、歯槽骨を削って抜歯しました。

さらに抜歯後にできた大きな穴をふさぐため、フラップを作成しました。

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術後の経過

3日後の検診では口を気にする様子もなく、ご飯もよく食べているとのことでした。

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さらに1週間後には縫合糸も溶け始め、良好に経過していました。

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症例について

口や歯の疾患は、摂食に直接関係する重要な問題です。

何かおかしいなと感じたら早めに相談してください。

 

淀川中央動物病院

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