症例詳細

犬の難治性膿皮症

種 類 パグ
年 齢 1歳
診療科目 皮膚科 
症 状 皮膚に湿疹ができてきていると来院されました。
症例の概要

これからの暑い季節 悪くなってしまう皮膚炎 最近は耐性菌も多くなってきているのでしっかり治療していきましょう

検査結果

皮膚検査を行い、ニキビダニと球菌や真菌による感染症が疑われました。

治療方法

幼齢性のニキビダニ症で、局所での発症だったため自然治癒することに期待し、まずは抗菌(抗生剤投与)を行いました。同時にシャンプー療法を開始しました。

一週間たっても改善が見られなかったためニキビダニの注射も併用し、皮膚状態の改善を図りましたがなかなかよくなりませんでした。

このため皮膚の培養検査を行い、抗菌剤が効果のあるものなのかを検査しました。培養結果ではMRCNSが同定され耐性菌が出現していました。

抗生剤の変更とシャンプー療法(週二回)をオーナーさんに頑張ってもらい、その後二週間で症状が劇的に改善しました。

 

 

術後の経過

近年耐性菌の出現が多くなり膿皮症の治療が難しくなりつつあります。治らないため培養検査に出したりし、原因菌とその菌に効果のある抗生剤を選ばなければなりません。菌によっては、シャンプーを週二〜三回しっかりしてもらったりと治るのに時間と手間がかかることが多いですが、改善のために家族で協力し合って頑張って治療していきましょう。

皮膚病を繰り返し起こす子や皮膚病がなかなか治らない子には何か素因(アレルギーや、アトピー、内分泌疾患などの基礎疾患)がかかわっている可能性があります。皮膚は全身の体の状態の表れでもあるので、しっかりじっくり治していかなければならないことも多いです。

今回の症例の子もアトピー性皮膚炎が素因としてありました。今は再発しないように自宅でシャンプーを週一回のペースで頑張ってもらっています。アトピーやアレルギーがかかわっている皮膚炎では完治は難しいので皮膚の良い状態を維持できるようにお家でのケアをしっかりしていきましょう。

シャンプーの種類やシャンプーの方法について疑問があれば何でも気軽に聞いて下さいね。

 

淀川中央動物病院 獣医師 福田 

 

 

淀川中央動物病院

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