症例詳細

猫白血病ウイルス(FeLV)感染症

種 類
年 齢 11ヵ月
診療科目 腫瘍科 
症 状 呼吸が荒い 食べたものをすぐに嘔吐する
症例の概要

猫白血病ウイルス感染により若齢猫で発症した前縦隔型リンパ腫の症例です。感染した猫の多くは、免疫不全、リンパ腫、白血病、骨髄異形成症候群、赤芽球癆などを発症し4年以内に死亡してしまいます。

検査結果

レントゲンを撮影すると、前胸部の不透過性が亢進していました。

チビ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エコー検査にて前胸部に腫瘤が認められたため、細胞を採取しリンパ腫と診断しました。

血液検査ではFeLV陽性でした。

また吐出は腫瘤の圧迫により食道が狭窄していることが原因と考えられました。

症例について

FeLVの感染は毛づくろいや共同で飲食することによって成立します。その他にも、経胎盤、経乳汁および交尾により感染します。

ウイルスは口腔咽頭で増殖し、次に骨髄細胞に感染し全身に播種します。

ウイルスに感染するかどうかは、猫の年齢、免疫状態、ウイルスの型や株、量によります。

一般的にウイルスに曝露された新生子では80-100%の確率で持続感染が成立します。しかし、3か月齢を超えると25%に減少し、1歳になると持続感染はほとんど成立しません。

感染した猫の多くは、免疫不全、リンパ腫、白血病、骨髄異形成症候群、赤芽球癆などを発症し4年以内に死亡してしまいます。

感染しているかどうかは検査キットで判定できます。

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感染、発症してしまうと治療が難しいため、予防が重要になります。

室内飼育で他の猫との接触を防ぐことが最もよい方法です。屋外に出る猫にはFeLVを含む5種のワクチンを接種することをおすすめします。(ただし100%予防できるわけではありません)

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淀川中央動物病院

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