症例詳細

猫の角膜黒色壊死症

種 類 ペルシャ
年 齢 1歳齢
診療科目 眼科 
症 状 右眼が開いていない、前足でこすっているとの主訴で来院
症例の概要

角膜黒色壊死症は、ペルシャやヒマラヤンなどの短頭種の猫でよく発症します。
症状などを考慮し、治療法を選択していきます。

検査結果

角膜上皮の欠損と褐色斑を認めました。

図1

 

治療方法

角膜上皮が浮いてきていたため、点眼麻酔を施し、剥がれた角膜上皮を除去。

自宅にてネッカーの着用と点眼処置を実施。

術後の経過

角膜の表面に血管が伸びてきています。

図2

 

始め褐色だった部分が黒色に変わってきました。

図3

 

壊死した部分は脱落し、血管も消失しています。

図4

症例について

角膜黒色壊死症はペルシャやヒマラヤンでよく見られる眼疾患です。

今回の症例はヘルペスウイルス感染と、瞼が内反しており角膜への慢性刺激が素因として考えられます。

治療としては角膜潰瘍の治療として点眼処置と、はがれた角膜上皮の除去による疼痛管理を行い、3ヵ月ほどできれいに治癒しました。

一般的に治療に関しては、外科的に切除するか対症療法を行いながら経過観察するようになります。

眼に不快感を伴わない場合は数週間から数ヵ月待って、自然に剥がれ落ちるのを待ちます。

一方、痛みを伴う場合などは角膜の表面を切除する手術を行います。病変が深い場合は茶色の組織を完全に切除できない場合があり、再発する恐れがあります。

 

 

淀川中央動物病院 獣医師 本田

 

 

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