症例詳細

猫の虹彩のメラノーマ

種 類
年 齢 12歳
診療科目 腫瘍科  眼科 
症 状 左眼が大きくなってきて出血している。
症例の概要

猫の眼に発生したメラノーマを摘出しました。初期病変は、虹彩上に扁平な暗色斑として現れるため、良性の母斑や老齢性の色素性変化との鑑別が困難です。

検査結果

右眼球が黒色に変化し腫大していました。

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(左眼球の直径1.5c、右眼球の直径2.5cm)

一部眼球表面が穿孔し、出血が認められました。

明らかな転移像は認められませんでしたが、腫瘍の可能性が高いため、眼球摘出をすすめました。

治療方法

麻酔下で眼球の摘出を行いました。(画像左側が眼瞼)

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そのままだと眼球のあった部分が陥没してしまうため、腹部の脂肪を挿入し閉創しました。

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術後の経過

自宅ではネッカーを着用してもらい、術創はきれいに治癒しました。

病理検査ではび漫性虹彩メラノーマと診断されたため、定期的に転移のチェックを行っていきます。

症例について

症例は12歳の猫で、5年前に虹彩に茶色の斑点ができていたとのことでした。

約1年前から眼球の腫大が始まり、来院時には一部出血していました。

猫のびまん性虹彩メラノーマの初期病変は、虹彩上に扁平な暗色斑として現れるため、良性の母斑や老齢性の色素性変化との鑑別が困難です。

進行すると、色素斑は拡大・集合し、びまん性に肥厚し、色素沈着した虹彩になります。

今回の症例は虹彩だけでなく強膜への浸潤も認められ、腫瘍により続発性緑内障となっていました。

淀川中央動物病院

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