症例詳細

猫の先天性白内障

種 類 猫 ブリティッシュ ショートヘア
年 齢 7ヶ月
診療科目 眼科 
症 状 去勢手術時の診察で発見
飼い主さんも目の中がなんとなく白いかも、と気づかれていたよう
視力低下を疑わせる行動はなく、生活に影響はなさそうとのこと
症例の概要

珍しい猫の先天性白内障について

検査結果

両眼白内障

先天性。水晶体核部

右眼ステージ1~2

左眼ステージ1

治療方法

進行度合いにより、

・ステージ3に進行すると手術適応 ― 義眼、眼球摘出

・レンズ中心部の白内障は進行が非常に遅い/止まることもある

症例について

犬では白内障は珍しいものではなく、眼科のある病院での白内障手術症例、一般的な成功率などの統計データも多く存在します。

猫ではぶどう膜炎など眼の病気が起きたあとに白内障を発症するパターンがほとんどで、遺伝性の白内障は稀で、手術例も犬に比べかなり少なくなります。

一般的な合併症は緑内障、網膜剥離、ブドウ膜炎などですが、猫では水晶体手術後に発生する肉腫が報告されています(リスク因子;外傷、慢性ブドウ膜炎)。手術が終わっても合併症や腫瘍発生のモニターが続くこととなります。

この猫ちゃんは先行する目の疾患が無かったこと、年齢、発生部位などから遺伝性の白内障と診断されました。

現在のところは進行速度の速い白内障ではないようで、月一回の診察で経過観察しています。

進行があれば眼科専門医による手術を受けることになりますが、進行の進んだ過熟白内障では手術できなくなってしまいます。

早期診断あっての治療になります。

永嶋

淀川中央動物病院

〒532-0002 大阪市淀川区東三国6-12-6
地下鉄御堂筋線「東三国駅」北口から徒歩10分

年中無休
午前診 9:30~12:30
午後診 16:30~19:30
  • 病院へのアクセス
  • お問い合わせ番号
  • 病院へのアクセス
  • よくある質問
淀川中央動物病院の案内へ