症例詳細

猫のアトピー?

種 類
年 齢 20才
診療科目 内科  皮膚科 
症 状 四肢のびらん

頭部の脱毛
症例の概要

猫の非ノミ非食物アレルギー性皮膚炎と呼ばれる病態について

検査結果

皮膚検査と寄生虫駆除にて感染症を除外

治療方法

他院にてアレルギー性皮膚炎と診断されシクロスポリンを続けていた

四肢に強い痒みを伴う脱毛を発症

外用薬とステロイドにて改善がみられたが、4か月後に頭部の脱毛と痒み

シクロスポリン再開にて改善

症例について

犬ではアトピー性皮膚炎の診断方法が確立されていますが、猫ではまだその呼称含め議論・研究が進められている分野です。

猫の痒みを引き起こす原因としては、ノミ性、食事性、それ以外のアレルギー、が大半を占めると考えられています。その他には外部寄生虫や膿皮症ですが、猫では割合少ないとされます。アトピー診断には他の痒み原因の除外が重要になりますが、ノミ・食物・アレルギーは重なって存在する部分があるでしょう。

症状や環境の聞き取りをし、皮膚病変と発症のタイミングの確認、ノミを含む寄生虫予防を実施し、皮膚検査、食事反応性の試験的治療として除去食試験を行います(猫の病歴、体調に応じてさまざまです)。

血清中抗原特異的IgE検査や、皮膚病理で診断を補助することができることもありますが、上記の検査を置き換えるものではありません。

いわゆるアトピー性皮膚炎は一生涯に渡る管理が必要になることがほとんどで、改善が見られても悪化することも充分にありえます。定期的なモニタリングと、飼い主様と猫双方が長期付き合える管理方法を話し合うことが重要です。

 

永嶋

 

 

淀川中央動物病院

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