症例詳細

犬の耳血腫

種 類 グレート・デン
年 齢 10歳齢
診療科目 内科 
症 状 1週間前から左耳が膨らんでいる 耳を振って気にする
症例の概要

耳血腫とは、耳介の軟骨板内に血液がたまる状態です。治療にはさまざまな方法があります。

検査結果

左耳の耳介に液体貯留。

右耳は過去に耳血腫の既往があり、瘢痕化し、耳介が収縮していました。

両耳とも外耳は発赤し、黄色耳垢もたまっていました。

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治療方法

外耳炎を伴っているため、まずは耳の洗浄処置を行いました。

耳血腫貯留液の吸引は行わず、ネコインターフェロンを穿刺注入し、指で軽く圧迫止血。

ステロイドと、本症例は肢端に外傷も伴っていたため抗菌薬を自宅にて投与しました。

1週間後には貯留液は減少していました。再度ネコインターフェロンを穿刺注入。

これを何度か繰り返します。再発しないように、液体がなくなるまで続けることが必要です。

症例について

耳血腫とは、耳の軟骨板内に血液がたまっている状態をいいます。

耳介を掻いたり振ったりすることにより軟骨が骨折して出血が起こり、血液が軟骨板内に貯留して血腫がつくられます。

 

耳血腫の治療方法はさまざまありますが、今回はインターフェロン注入による治療を行いました。
この方法では、貯留液の抜去や外固定を行わないため処置としては簡便なものとなります。

また全頭ではないと考えられますが、当院での治療成績をみる限りは耳介の肥厚や瘢痕収縮が起こりにくくきれいに治る点も良い点と思われます。

耳血腫は外耳炎やアレルギー性皮膚炎など基礎疾患の上で起こるため、それらも並行して治療する必要があります。

 

淀川中央動物病院 獣医師 本田

淀川中央動物病院

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