症例詳細

犬の眼球摘出

種 類 ペキニーズ
年 齢 2歳齢
診療科目 眼科 
症 状 14日前に同居犬と喧嘩して眼球が飛び出た。救急病院にて眼球を元に戻して眼瞼を縫合し、6日前に抜糸したが、角膜が溶けてきたように思う、との主訴で来院。
症例の概要

眼球突出は、外傷性の場合と、非外傷性の場合(球後膿瘍、新生物、咀嚼筋炎)とがあります。視覚の確保が困難であっても、外科的・内科的治療は緊急の対応をとります。

検査結果

左眼:眼球突出し、外斜視(眼が外側に向くこと)、重度の角膜潰瘍、視覚消失

図1

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その他、一般状態は良好

治療方法

角膜潰瘍は重度であり外科適応。

結膜フラップなどの角膜潰瘍に対する手術と、眼球突出に対する治療・管理が必要な状態。

しかし性格上、外科手術後の点眼処置などは困難であり、かつ視覚消失していることから、今後の管理なども相談の上、眼球摘出を行うこととなりました。

術後の経過

眼球摘出および、眼窩内の洗浄処置を行いました。

その後は感染徴候なども認めず、経過は良好です。

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症例について

眼球突出は、外傷性の場合と、非外傷性の場合(球後膿瘍、新生物、咀嚼筋炎)とがあり、視覚の確保が困難であっても、外科的・内科的治療は緊急の対応をとります。

 

今回の症例は、犬同士の喧嘩により眼球突出が起こったため、緊急病院にて眼球を洗浄、もとの位置に戻し、眼瞼縫合を行っていました。その後、併発症として斜視と露出性角膜炎が生じ、角膜潰瘍に悪化しました。

眼球突出の予後は、視覚の有無と外観の点で判断されますが、本症例は視覚消失しており、かつ角膜潰瘍が重度であり、その治療を含めて問題となり続ける可能性が高いため眼球摘出を行うことを決めました。

(角膜潰瘍については別の項を参照)

初診時は眼の疼痛によりかなり攻撃的になっていましたが、術後は疼痛がなくなり、非常に穏やかに過ごしています。

 

 

淀川中央動物病院 本田

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