症例詳細

犬の子宮蓄膿症

年 齢 6歳(中年齢~シニア)
診療科目 内科  外科 
症 状 元気消失、腹部痛
症例の概要

犬の子宮蓄膿症は症例数も多く、症状も非常に多岐にわたります。避妊手術をしていない女の子では常に注意が必要です。

検査結果

CRP(炎症性タンパク)の上昇

エコー検査にて子宮内に液体貯留を認める

 

治療方法

子宮の外科的摘出。摘出した子宮内には膿が貯留していた。

(写真は採取した膿)

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摘出後数日間の入院治療実施。

術後の経過

三泊程度の入院で体調改善し、退院。

症例について

子宮蓄膿症は犬や猫によく見られる疾患ですが、その症状は非常に多岐にわたります。
陰部から膿が出る、という症状が最も特徴的ですが、膿が出る開放型に対して、膿が出ないこともあります(閉鎖型と呼ばれます)。

他の症状としては、元気がない、食欲がない、発熱、おう吐、下痢など。

私たち獣医師は、避妊手術をしていない女の子が調子を崩して来院された場合は、症状にかかわらず、子宮蓄膿症の可能性を常に頭に入れながら診察します。そのくらい症例数が多く、かつ様々な症状がみられる疾患です。

 

血液検査では、CRPの上昇、白血球の上昇などがみられますが、白血球の上昇は必ずしも伴うものではありません。

エコー検査で子宮内の液体貯留を確認することが、子宮蓄膿症を疑う上で最も有力な情報となります。

 

治療は子宮の外科的摘出になりますが、子宮にたまった膿から毒素(エンドトキシン)が出され、全身に悪影響を及ぼすため、数日間の入院治療が必要となります。

年を取った子や、発見してオペをするまでに時間がかかった子は、全身状態が悪くなってしまい、最悪命の危険にさらされることもありますので、注意が必要です。

 

犬の子宮蓄膿症は、発情後に起こりやすいので、

発情が終わったはずなのにまた血が出る、体調が悪い、など、気になることがあれば、早めの来院をお勧めします。

 

淀川中央動物病院 緒方

 

 

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