症例詳細

犬の乳腺腫瘍

種 類 ミニチュアダックスフンド
年 齢 11歳
診療科目 腫瘍科 
症例の概要

健康診断にて乳腺部の腫瘤が見つかった症例です。良性の乳腺腫瘍は未避妊の高齢の犬に発生が多い腫瘍です。乳腺腫瘍は50%が良性の腫瘍、50%が悪性の腫瘍と言われています。

検査結果

健康診断の際に右側の第三乳腺に単一の1cm大の腫瘤が認められました。
他の乳腺領域に腫瘤は認められず、リンパ節の腫脹も認められませんでした。
未避妊ということと年齢を考慮すると乳腺腫瘍が疑われました。

治療方法

乳腺腫瘍の治療の第一選択は外科的切除です。外科治療には腫瘤のみを切除する方法や、部分乳腺切除術、片側全摘乳腺切除術、両側全乳腺切除術があり、術式は腫瘤の数や大きさ、年齢、一般状態などを考慮して選択されます。本症例では新しく良性腫瘍発生の予防を考慮し片側全乳腺切除を行いました。また良性の乳腺腫瘍は性ホルモンによる影響が発生に関わっていると言われており、避妊手術も同時に実施しました。

症例について

本症例は術後に病理検査を行い、良性の複合腺腫と診断されました。

良性の乳腺腫瘍は未避妊の高齢の犬に発生が多い腫瘍です。乳腺腫瘍は50%が良性の腫瘍、50%が悪性の腫瘍と言われています。しかし良性腫瘍の平均年齢は7~9歳で、悪性腫瘍の平均年齢は9~11歳と高く、年齢や腫瘍の大きさによってもこの比率は異なってきます。猫の乳腺腫瘍は犬と違って70~90%が悪性の腫瘍です。乳腺腫瘍は細胞診では診断が難しいこともあり、多くの場合で術後の病理検査を行うことで良性なのか悪性なのか診断されます。良性の腫瘍の場合でも時間が経過して大きくなるにつれて、悪性の腫瘍に変わってしまうこともありますので、腫瘤が認められた場合、早期の外科的切除が推奨されます。

淀川中央動物病院

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