症例詳細

猫の抜爪

種 類
年 齢 2歳
診療科目 外科  皮膚科 
症 状 1年前に他院にて爪切除術(抜爪)を行ったが、抜爪した場所からまた爪が生えてきたとのこと。
猫ちゃん気にしている様子で、ずっとその場所を舐めているとのことでした。

検査結果

身体検査で指の先が腫れ、漿液が出た跡として黄色いカサブタのようなものができていました。

レントゲン撮影にて末節骨と延長した突起物(爪が生えてきている)が確認されました。

 

治療方法

この猫ちゃんは4肢ともすべて抜爪手術を受けていたましたが、末節骨はすべて残存していました。

実は抜爪の手術方法は2つあります。

動物病院でよく使われる「爪切り」を滅菌し爪の根元からガシッと切る「ギロチン法」と、レーザーなどを用いて末節骨ごと切除する方法とがあります。

どちらもメリットデメリットがあり、前述のギロチン法のメリットは簡便で短時間で出来る、そのため費用も抑えられることです。デメリットは今回の猫ちゃんのように取り残しが発生し爪が生えてくる可能性があることです。

末節骨切除術のメリットは爪の根元ごと切除するため爪が新たに生えてくることはありません。デメリットは一つ一つの基節骨を周辺組織から丁寧に剥離する必要があるため時間と技術が必要で、その分費用が上がります。

術後の経過

今回の猫ちゃんは末節骨ごと切除したため手術した場所での再発は絶対に起こしません。ただ他の残っている指に関してはまた爪が生えてくる可能性があるので今後とも注意が必要です。

 

よくお電話で費用についてのお問い合わせがあります。一般の飼い主様にとって身近な判断基準が費用だけなので否定はしませんが、治療方法にも目を向けてもらえたらなと感じます。

当院では確実に生えてこない根元からの切除を推奨していますので費用はパツンと切っておしまいのギロチン法より割高になります。ギロチン法も過去私自身行っていた方法なので技術があればよい方法だとは思いますが、爪が生えてくる可能性は完全にはぬぐえません。そのことを十分にご理解いただいた上で選択して頂ければ幸いです。

 

淀川中央動物病院 菅木

淀川中央動物病院

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