症例詳細

子猫の眼球摘出

種 類
年 齢 1ヵ月齢
診療科目 眼科  外科 
症 状 眼が腫れているとの主訴で来院されました。
症例の概要

子猫のヘルペス性結膜炎の悪化により眼摘を行いました。

検査結果

コリ

 

 

 

 

 

 

 

 

約1ヵ月齢の猫で譲渡され、その時点で少し腫れはあったものの、点眼+眼軟膏(抗生剤)+内服を服用していました。どんどん腫れてくるとのことで、右眼は眼球の2倍くらいに腫れあがり突出、瘡蓋で覆われている状態でした。

血液検査ではWBC上昇あり感染が強く、状態の悪化、敗血症への移行が心配されました。

 

治療方法

オーナー様と相談し、眼摘していくことになりました。

抗生剤を変更し、内科治療を継続しても視覚が戻ってくる可能性がかなり低いこと、治癒が長期にわたること、感染源があることで敗血症への移行の可能性、痛みや強い炎症が継続する事、等、説明し眼摘を行うことに決断しました。

術後の経過

術後3日後に液体貯留を確認し、炎症が強く再度洗浄して行きました。

その後はきれいに腫れが引き抗生剤を継続していきました。

症例について

子猫のヘルペス性結膜炎は母猫から垂直感染し、移行抗体が漸減してくる8~12週齢で感染することが多い言われています。角膜に感染すると角膜に炎症や潰瘍を起こし、癒着していくことも多くあります。潰瘍部分に感染が重度に起こると、抗生剤の投与のみでは感染抑えることができず、本症例のような状態になってしまいことがあります。

本症例は、感染が重度であること、抗生剤に反応が全くないこと、さらには、オーナー様の決断が早かった事などから、眼摘を行い今は患部もきれいになって、優しいオーナー様の下で元気に生活送れています。

 

獣医師 高野千秋

淀川中央動物病院

〒532-0002 大阪市淀川区東三国6-12-6
地下鉄御堂筋線「東三国駅」北口から徒歩10分

年中無休
午前診 9:30~12:30
午後診 16:30~19:30
  • 病院へのアクセス
  • お問い合わせ番号
  • 病院へのアクセス
  • よくある質問
淀川中央動物病院の案内へ