症例詳細

口腔外科 2重フラップ術

種 類 トイ・プードル
年 齢 13歳
診療科目 歯科 
症 状 歯石がたまってきたのできれいにしてほしい

治療方法

本件は過去犬歯抜歯を行い通常フラップ術(周りの組織で空いた穴を埋める手術)を行っていました。

抜歯した上顎の犬歯周辺の骨(上顎骨)の一部が溶けて欠損していたため通常フラップ術では血流が十分にいきわたらずに

2mmほどの孔が開いたと考えられます(本犬のアトピー性皮膚炎による頻回の舐め行動も増悪因子と考えられます)。

今回歯石除去を行うと同時に空いた孔の修復のために特殊なフラップ術を行いました。

通常一般的に行われるフラップ術とは欠損した穴から台形状に口唇粘膜を切開し分離させそれを穴にかぶせ縫い付けます。

ただ持ってきた粘膜の裏側は空洞となるため空気に触れる範囲が広いほど血流障害を起こす可能性が出てきます。

今回実施した術式では外側の粘膜を内側(鼻腔側)に反転させ固定し空洞をまずは埋め(左写真)、その上に

唇粘膜をかぶせました(右写真)。「2重フラップ」となるため空気にさらされることがなくなります。

結果、血流が確保され破たんのリスクが低くなるといった理論です。

あとはしっかりとフラップが安定するのを待つだけです。

 

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また、別場所ですが下顎に骨吸収を起こした歯もありました。放置しておくと骨折のリスクもありますのでそちらも同時に抜歯治療しました

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獣医師 菅木

淀川中央動物病院

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