症例詳細

犬の乳歯遺残

診療科目 歯科 
症 状 9カ月齢の小型犬で、永久歯とともに乳切歯、乳犬歯、乳前臼歯のほとんどが脱落せずに遺残した状態でした。
乳歯遺残による症状は認められませんでした。

検査結果

遺残している乳歯は、脱落しそうな様子も認められなかったため、オーナー様と相談の上、避妊手術と併せて乳歯抜歯を行う事となりました。

 

治療方法

閉鎖式抜歯法にて合計14本の乳歯抜歯を実施しました。

 

〜 以下、歯の交換と乳歯遺残について (犬と猫の臨床歯科参照) 〜

乳歯の萌出時期が近づくと、永久歯は乳歯の歯根を吸収しながら押し出すように萌出します。

歯根の吸収が十分に行われず、乳歯が脱落しない場合には乳歯遺残(晩期残存乳歯)を引き起こします。

これは猫よりも犬、特に小型犬に多く認められます。

切歯や前臼歯の永久歯は、乳歯の真下あるいはやや内側(口蓋側・舌側)から萌出(上顎第4前臼歯のみ頬側)するため、残存は少ないのですが、上顎永久犬歯は吻側(近心側)、下顎永久犬歯は舌側から萌出し、乳犬歯の歯根吸収が少ないため、残存しやすくなります。

通常、永久歯に対して乳切歯は吻側(近心側)、上顎乳犬歯は尾側(遠心側)、下顎乳犬歯と乳前臼歯は頬側、例外的に上顎第4乳前臼歯は口蓋側に残存した状態になります。

これらを放置すると永久歯の不正咬合を招き、異常な歯列による口内炎、歯肉炎、歯周炎を起こすため、抜歯が必要となります。

淀川中央動物病院

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