症例詳細

犬の重度歯周病による両下顎骨折

種 類 ヨークシャーテリア
年 齢 9歳齢
診療科目 外科  歯科 
症 状 階段から落下してかかりつけ医を受診。両下顎を骨折で外科手術が必要と診断され当院へ来院されました。
痛み止めを投与されていたが閉口できず絶えずよだれを垂らしていた状態でした。
症例の概要

最近の小型犬の下顎骨折は歯科疾患が根本的な原因となっていて、何かのきっかけで骨折を起こすケースが多くなっているように思います。

検査結果

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両下顎骨折。歯科疾患の進行で下顎骨が融解し、薄化したところで骨折を起こしていました。

治療方法

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まずはスケアリングと傷んだ歯を抜歯し口腔内環境の整備を実施

その後腹側皮膚切開し骨折部位へアプローチ。

小型犬であり骨が非常に脆く、感染しやすい場所からチタン製ロッキングプレートを選択。

両下顎へ設置しました。

術後の経過

栄養状態はもともと良くないため、翌日から給餌を開始。

最初は水をあたえ問題なく飲み込めることを確認し、その後柔らかいフードから与え始めました。

フードは咀嚼の負担が少なくすんなり飲み込めるように、缶の処方食を一口大に丸めて与える工夫をしています。

術後の経過は良好で2か月後検診時には以前と同じような生活を送っていることを確認しました。

下顎骨骨折整復後は動物たちは手術したことは認識していないため、引っ張り遊びなどはもちろん、硬いフードやジャーキーなどもできるだけ避ける飼育管理が必要です。

 

淀川中央動物病院 獣医師 菅木

淀川中央動物病院

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