症例詳細

てんかん

診療科目 内科 
症例の概要

けいれん発作には様々な種類があります。

症例について

てんかんは、大脳の神経細胞が異常に興奮することで引き起こされる症状が繰り返しみられる疾患です。

てんかんの原因には、腫瘍や炎症、奇形など脳の病気に伴って二次的に生じる「症候性てんかん」と、そのような病気がない「特発性てんかん」があります。その他、脳以外の身体の異常や中毒なども、発作の原因になります。

 

 

発作には非常に様々な症状があります。

代表的なものは、体がピーンと突っ張り痙攣する強直発作と、体をガクガクさせ痙攣する間代発作です。通常これらの発作時は意識を失っています。

その他に、顔の筋肉や一肢だけが突っ張ったり、大きくピクッと動いたりする発作や、飛んでいるハエを捕まえているかのように空中を噛むような異常な行動がみられることもあります。

 

引用:SA Medicine, Vol15 No.1 2013

 

診断は、①問診や神経学的検査などによりてんかん発作かどうかの判断をし、②血液検査や心電図検査などにより、脳以外の発作を引き起こす可能性のある病態を除外することによって行われます。

そして、③てんかんが疑われる場合、MRI検査などを用いて特発性てんかんを確定したり、症候性てんかんの原因を探ったりします。

 

特発性てんかんは、抗てんかん薬を服用することで、発作の回数や症状を軽くすることが治療の中心となります。時々でもある程度の頻度で発作が起こる場合は、抗てんかん薬の投与を始めます。

症候性てんかんは、抗てんかん薬に加え、原因疾患に対する治療も必要です。原因疾患の治療方法は、病気の種類によって異なります。

 

先日、突然走り回り、その後意識を失ってガクガクと泳ぐ動作をし、泡をふいていた、その後は何事もなかったかのようにケロッとしている、という3歳齢のシュナウザーが来院しました。

問診より、てんかん発作が疑われ、一通り院内での検査を行いましたが異常所見はありませんでした。年齢からも、特発性てんかんをもっている可能性が考慮されますが、今回が初発であり、次回以降の発作頻度をみて、MRI検査や抗てんかん薬の開始時期について、相談していくことになりました。

 

☆発作の症状は症例によって違いますし、診察時にその症状を確認できることは少ないです。そのため飼い主さんからの情報が非常に重要になります。

発作の始まりから終わりまでの症状と、おおよその時間、初めての発作の年齢、発作の間隔、発作の前後の様子、毎回同じ症状か、などについてお伺いします。

動画で撮影したり、頻度や様子をメモしてきていただけると助かります。

 

 

淀川中央動物病院 本田

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