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減量作戦を成功させるためには?

今回はダイエット(減量)を成功させるためのお話です。

これまでに、わんちゃん、ねこちゃんで獣医師から「減量が必要ですね」と言われたことがある飼い主さんはどれくらいいるでしょうか?

そして、実際に減量に取り組んだことがある人は一体どれくらい?

そもそも、飼い主である皆さんの中で、「太っている」とうちの子が言われて快く思う人はおそらくいませんよね。

肥満が体に良くない…ということも、”人に置き換えると…”で、もうご存知の人も多いはず。

それでもわんちゃん、ねこちゃんの肥満が多い理由は圧倒的に「食事」です。

(場合によってはホルモンの病気によって体型が維持できないパターンもあります)

 

「実際に食べている量は多くないわ」「ごはんの量を減らしているのに…」

そんな声をよく聞きます。

しかし、減量が必要な体型になってしまった子のほとんどは ”摂取カロリー>消費カロリー” になってしまっていることが多いです。

原因として考えられるのは…

1.パッケージ裏の表示であげている

2.メインのドッグフード・キャットフード以外の”おやつ”が多い

3.量を計量器で測らず、カップや目分量であげている

 

1.「パッケージ裏の表示であげている」

メインとなるドッグフード・キャットフードのあげる量の目安になるパッケージ裏の給与量表示。

実は、1日中じっとしていても必ず必要になる最低限のカロリー(これをRERと言います)よりも、「おそらく1日につきこれくらいの運動量があり、必要な1日量のカロリーはプラスアルファこれくらいが必要になるだろう」という参考値が掛けられています。

例)成犬の場合…RER×1.2~1.4 など

そのため、10㎏で「肥満」と言われた子が、本来の目標体重である8㎏の表示で与え減量を目指しても、その子の運動量に対してだとまだ量が多い…という可能性があります。

もちろん、今までの量に比べフード量を減らしてもらっているとは思いますので、一定の減量はできるかもしれません。

が、もしも体重が減らない!というときには、「目標体重のRER」の量であげてみる必要があります。

 

2.メインのドッグフード・キャットフード以外の”おやつ”が多い

よくよくお話をお伺いすると圧倒的に多いのがこれです。

メインのごはんは減らしていても、実はトッピングをしていたり、人の食卓のそばで待っていて食事時についついあげちゃう、はたまた家族との留守番時にこっそり与えられていた…など。

せっかくあなたが頑張ろう!と思っても、ご家族の協力がないと意外と成功しないものです。

わんちゃん、ねこちゃんがおいしい!と思う顔ってやっぱりかわいいもの。

それならば、メインのドッグフード・キャットフードの1日量のうち、1~2割分ほどを先により分けておき、家族の方には「ここに入っている分はおやつとしてあげてOKだよ!」と渡してあげて下さい。

食卓のそばに置くのも、より分けたフードを置いておき、欲しがった時には人用のご飯ではなく、ドッグフード・キャットフードをあげるようにするのがポイントです。

本来なら、人の食事時にはわんちゃん・ねこちゃんとスペースを分けるのが理想ですが、普段の生活習慣を変えるのは難しかったり、動物も「急になんで!?」と鳴いてしまったりすることもあるかもしれません。

そのため、人と動物の折衷案を探っていくことが大切です。

 

3.量を計量器で測らず、カップや目分量であげている

ごはんの量をどれくらいあげるのか、カロリー計算ができたとします。

けれど、計量カップやお皿にこれくらいが何g…など目分量だと、せっかくのカロリー計算も水の泡

計量カップなどはあくまで目安になりがちで、グラム数の誤差が大きく出ることもあります。

安価のもので構いませんので、電子計量器を1つ買って、1回分ずつのごはんの量をぜひ測定してください。

 

現在、動物だけでなく、メタボリックシンドロームが人でも叫ばれてだいぶ経ちますね。

肥満とは、体型を表す言葉ではなく、現在では「肥満」は「病気(病名)」とも言われています。

せっかく減量に取り組むのであれば、成功させたいものです。

 

減量のサポートとして…

カロリー控えめの減量用ごはんの選択(どんなごはんがあるのか相談)

目標体重にあったカロリー計算(RERなんてわからない!そんな方もお任せください)

定期的な体重測定(自宅での体重測定は難しいですよね…)

を、当院では行うことができます。

 

急激にごはんを減らしたり、おやつをなくすと物足りなさが加速してしまい、減量作戦が失敗に至ることも多いので、少しずつでも減ればいいや…という気持ちで、1年というスパンで考えてもらうのもひとつです。

急激な体重減少はからだにも負荷がかかります。

ゆっくり、でも健康的なからだをめざして一緒に頑張ってみませんか?

淀川中央動物病院

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